　イシガメの“メス”で～す。我家の一番の古株です。
　生まれてすぐ拾われ５０年お世話になっています。
　命名はこの家の長男で、幼稚園の時につけてくれたものなので、ちょっと変
　ですが、仕方ないです。女の子ですが、性格はとても穏やかで、いつも
　のんびりマイぺース、「我が道を行く」という感じです。でも、私をめぐって、
　他のみなが　血みどろの戦いをするのは、悲しいです。
　女の子のいなかったこの家では、長女といったところでしたがこの家にも孫娘が
　生まれもう９歳になりました。最近は飽きてきたのか、かまいに来なくなったので
　ほっとしています。

　“お父さん”です。どっしり構えた性格です。
　僕は、長男の大学の池で釣られたのですが、連れてこられた
　理由ははっきり覚えていません。
　クサガメなのですが、僕の甲羅はつやがあって、とてもきれいです。
　ひなたぼっこが大好きで～す。
　最近はストレスが溜まっているのか、ついつい他の亀との争いごとが
　多くなっています。
　　　　　　　　　　　

　名前は“クサ”です。雄です。
　名付け親は同じで、“クサガメ”だからという単純なもの！　
　拾われて３９年経ちましたが、なかなか大きくなれず
　一番のチビです。以前は少々気が荒かったのですが
　最近は落ち着いてきて、喧嘩もあまりしなくなりました。
　網戸の隙間をこじ開けて部屋に入りたいのに、すぐ見つかって
　つまみ出されている毎日です。　　　　

動物大好きな私ですが、長年のマンション住まいの我が家では
犬猫などのペットは飼えず、現在６匹の亀を飼っています。
亀飼育歴は５８年になり、我が家に居る子の最年長は５０歳、
あと３匹の子は、我が家へ来てから、もう２８年以上になります。
夏の間は食欲も旺盛ですが、ほとんど大きくなっていません。
亡父から譲り受けたチビは１2年目ですが、まだわずかながら成長している様です。
寒い冬の間は室内に入れますが、あとは外で、のびのび暮らしています。

　“大ちゃん”といいます。クサガメです。　　　
　僕は、ここの長男に、大学時代、天白川で釣られてしまったのです。
　釣針を呑みこんだかもしれないというわけで、家に連れてこられ、もう２９年
　経ちますが、いまだに元気で暮らしています。　　　　　
　性格はおとなしいのですが、何故か“ハコ”に嫌われ追いかけられ、逃げ回っている
　毎日ですが、いつも首に噛みつかれ、傷が深くしばらく治りません。
　仕方なく別のベランダに隔離されるのですが、被害にあっているものが隔離されるなんて
　納得がいきません。だって一匹の生活はつまらない日々ですから・・・。
　チャームポイントは大きな目です。

　“チビ”です。クサガメです。
　子供たちのおじいちゃんに　２年間飼われていたのですが、９０過ぎの高齢になった時、
　物忘れが多くなり、｢えさ｣がもらえない日々があったりして、命が危ないということで
　この家に引き取られました。
　成長期の栄養不足で甲羅が未発達になってしまいましたが、とても元気で、食欲旺盛。
　チビとは名ばかりで、今では一番大きくなってしまいました。
　おじいちゃんも９６歳で他界しましたが、我々の寿命は１００年と言われているので、負けずに
　長生きしたいです。
　性別不明で連れてこられましたが、H２６.６.３０に６ヶのタマゴを生んで（孵化しませんでした）　
　女の子なんだよと証明しました。その後も毎年タマゴを生みます。

　Ｈ３０.4.８、永眠しました。
　冬眠後元気がなく、エサもあまり食べず、朝、日向ぼっこをしながら眠っている
　のかと思ったらもう死んでいました。
　おおよそ４０歳でしたが、チャーミングな性格で皆を楽しませ、癒してくれました。
　長い間ありがとう。安らかに眠ってください。

　背丸ハコガメの“ハコ”です。
　僕も、やはり長男の大学つながりで仲間入りしました。
　その頃、彼の後輩に飼われていた僕は、面倒が見切れなくなったということで
　ここの長男が、その僕を母の日の「プレゼント」ととして譲り受けたという訳です。
　あれから、もう２８年以上の月日が流れました。とても臆病者ですが、気だけは強く、
　だれ彼かまわず噛み合いの喧嘩をするので、時々別のベランダに隔離されてしまい、
　一人寂しく過ごすこともあります。

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